ジャコウアゲハ (アゲハチョウ亜科)
ペア 三田市にて(2012年5月)
空中で絡み始めたペアが、そのまま地面に落ちてきた。
♀マルバルコウを吸蜜 京都府南丹市にて(2012年10月)
羽化後間がない♂ 三田市にて(2015年4月)
♂ミカンの花を吸蜜 自宅にて(2021年5月)
♂カラスノエンドウを吸蜜 三田市にて(2015年5月)
♀アリマウマノスズクサに産卵 宝塚市にて(2016年4月)
♀ウマノスズクサに産卵 三田市にて(2015年5月)
葉の裏に産んだ卵が見える
♂飛翔 同上にて(2015年4月)
♀飛翔 同上にて(2015年5月)
【大きさ】 開張:約80〜110mm
【分布】 本州、四国、九州、南西諸島。
【成虫の出現期】 近畿では4月中旬〜9月中旬 年2〜3回の発生。
【幼虫の食草】 ウマノスズクサ科のウマノスズクサと、オオバウマノスズクサ。
【その他】 蛹で越冬
食草であるウマノスズクサは毒性を含んでいる。
それを食べた幼虫は体内に毒を蓄積する。
そしてその毒は一生を通して体内に残る。
ジャコウアゲハの捕食者は、中毒をおこして苦しむ事になる。
一度ジャコウアゲハを捕食した者は、次からジャコウアゲハを捕食しなくなる。
このためジャコウアゲハに擬似して、身を守る昆虫がいくつかいる。
このような擬似をベーツ擬似と呼ぶ。
ジャコウアゲハに擬似した昆虫の例としては・・・
蝶のクロアゲハとオナガアゲハ、それと蛾のアゲハモドキが知られている。
back