アカヤシオ咲くころの笠形山(939m) 2011年5月


天候:晴れ 気温:ふつう 同行者:おかあちゃん
装備:トレッキングシューズ、杖兼護身用のピッケル、水、弁当、カメラ
(今年は1週間ほど開花が遅れているので行ったのは5月6日)


兵庫では、播州のごく一部の山にアカヤシオが咲くのは知っていた。
昨年の○○新聞に、笠形山のはアケボノツツジだとの記事が出ていた。
アカヤシオとアケボノツツジの見た目の違いなどは無いに等しいのだが、
アカヤシオよりもアケボノツツジの方が名前が良いので、笠形山に登る事にした。

登ってみて・・
さっそく自分の目で確認したところ、花柄と雄しべの付け根に
アケボノツツジには無いはずの小さな腺毛があった。
どうでも良いが、これで 「笠形山のもアカヤシオだった。」 と云う事になる。
これで新聞(記者)もええかげんなもんや! ということが証明された。

頂上でお会いしたオジサンの話によると・・
最初にグリーンエコー笠形のパンフレットにアケボノツツジと書かれた。
それでアケボノツツジと混同されるようになったのではないか、との事でした。



 
山登りではなくてアケボノツツジを見るのが目的だから、
いちばん楽に登れるコースを調べた。
でっ結局、竜ヶ滝コースの途中にある広域基幹林道笠形線から登る事にした。
林道は細い未舗装路を想像していたが、全線舗装全線対向可能の観光林道だった。
駐車設備は無かったが、交通量は無いに等しいので路駐(写真左上)させてもらった。
これで通常コースで行くよりも、歩行時間にして片道20分ほど助かる。
ここから頂上までの距離は1kmチョイくらい、高低差は400mチョイくらい。
にしても、400mチョイの高低差が気になる・・。

林道にあった標識には、「天邪鬼の力水まで15分」 と書かれていた。
最初でまだ体力もあったので、天邪鬼の力水(写真右上)まで15分でたどり着けた。




天邪鬼の力水の所にあった標識には、「尾根まで30分」 と書かれていた。
がっ、体力の無い我々は尾根まで35分かかってしまった。

尾根に出ると前方に頂上峰が見えた。
その付近に、今まで見た事の無い色のツツジが咲いてるのが確認出来た。
(写真は望遠300mmレンズにて撮影)
それにしても笠形山の頂上付近は傾斜がキツそうだ!
里から見ていた今までの笠形山のイメージとは、だいぶ様子が違う。




頂上への急登は、この 「龍の背」 から始まる。



 
龍の背の側に特徴のある岩があったので写真を撮った。
「危険さわるな」 の看板はあったが、岩の名前はどこにも書かれてなかった。
なるほど危険そうだ〜岩の下の方は細くなっており、ひびも入っていた。

家に帰ってからネットで検索したら・・
「立岩」 と呼ばれる、けっこう有名な岩である事が分かった。




龍の背付近にあったアカヤシオ。
何て言うんでしょうか、周りがパッと明るくなるような〜
そんな感じのする花でした。



 
元気な人なら林道から頂上まで1時間もあれば行けるだろうが・・
写真を撮りながらとはいえ、我々は頂上まで1時間20分もかかってしまった。
ちょうど昼時だったので頂上では5〜6組、10人ほどがお弁当を食べてました。
我々もここで昼食〜^^




あいにく視界はイマイチだったが、北方は千ヶ峰辺りまでが良く見えた。




頂上のアカヤシオ









アカヤシオ咲くころの笠形山・・ こんないい山そうはありません。





帰り道では、イタチ君が見送ってくれました。







inserted by FC2 system