篠山から 三嶽(左)と小金ヶ嶽

多紀連山とは、東の八ヶ尾山から西の西ヶ嶽までの山稜を指す。主峰の三嶽の標高は793.4m。三嶽(御嶽)と小金ヶ嶽の間にある大たわ峠に広い駐車場があり、三嶽と小金ヶ嶽へはそこから登るのが最も近い。三嶽山頂からの展望は植林杉が伸びているので全く望めないが、少し南に下った所にあるヤッター岩からの展望は良い。

小金ヶ嶽へは岩峰の痩せ尾根が続くので、ちょっとした縦走気分が味わえる。

多紀連山(多紀アルプス)

大たわ峠の朝

ヤッター岩にて(三嶽山頂付近)

小金ヶ嶽ハイキング!(2006年5月6日)

この山に初めて登ったのは大学の時・・今から三十年以上も前の事だ。前回登ってからもすでに十年は経つ。最初と変わったのは、道路が良くなった事と大たわ峠に立派な駐車場が出来た事ぐらいだろう。

もちろん、いちばん楽なコースの大たわ峠から登った・・
とりあえずは、殺風景な杉植林の道から始まる。一見緑色をした植林砂漠の中にも、チラホラとホトトギスが葉を伸ばし始めていた。所々にマムシ草も咲いていた。

最初の急な登り坂を越えると、快適な広葉樹林の道となる。やがて前方が開けて、小金ヶ嶽が見えてくる(写真左下)。

目指す小金ヶ嶽。

この先の岩稜には、コバノミツバツツジ(見たまんまの名前の普通のツツジ)とヒカゲツツジが咲いていた。岩峰の要所には鎖が張ってあるので、オバサマ方でも安心して登れる。(鎖場は何ヶ所もあるので、その点は心して!)

北壁に群生するヒカゲツツジ。

ふり返ると、多紀アルプスの主峰三嶽が見える。

来ました 来ました。 頂上へ!
大たわ峠からここまで、ゆっくり歩いて45分。たまたま頂上で会ったオジサンによると、毎年この時期に来るそうです。どうやら目的は、ヒカゲツツジの様でした。

縦走路から北方を望む。

頂上から東方の八ヶ尾山方面を望む。

同じく北方を望む。(360度の大パノラマでした)

前方に三嶽を見ながらの帰途となる。

帰りに稜線で二人の女性が休憩していた。(この写真では分らないだろうが矢印の所)

わずかな時間でチョットした山登り気分が味わえるので、皆様方も是非どうぞ!(もちろん、登山に適した服装で行って下さい)。

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